人事部 部長 福川様
人事部 人材開発・人材育成グループ 新卒育成チーム 三宅様
人事部 人材開発・人材育成グループ 新卒採用チーム 笹田様
人事部 人材開発・人材育成グループ 新卒育成チーム 日向様
従業員数: 3,324 名(内マンション管理員 2,438名)(2021年7月1日時点)
研修対象者:2020年度⼊社 新⼊社員62⼈、2021年度入社 内定者29人
実施期間:2020年、2021年
ホームページ:https://www.anabuki-housing.co.jp/
導⼊の背景 |
コロナ禍で集まって研修ができない状況。非対面における同期間のつながりや仲間意識の醸成が必要だった。 |
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導⼊の決め⼿ |
新人育成に必要な学習コンテンツが体系的にまとまっており、受講者に負担が少ない時間で学習できる点。またコストの面でも導入を決定しやすかった点。 |
得られた効果 | 主体的に学ぶ学びの場が提供できたため、ビジネスの基礎を共通言語として理解してもらうことができ、自信をもって現場に出てもらえた。 |
福川様:
株式会社穴吹ハウジングサービス(以下、あなぶきハウジングサービス)は、穴吹グループのなかの一つで香川県を拠点に活動しております。中核事業としているのが分譲マンションの管理事業です。このほか賃貸仲介・賃貸管理・パーキング事業など管理事業に関連する事業も手がけています。
あなぶきハウジングサービスでは「しあわせ「感」理(かんり)の木」という理念の経営を行っています。これは、不動産に関わるお客様お一人おひとりの課題を理解し、付加価値を感じる提案をしたいという想いがあります。
福川様:
新入社員研修にグロービス学び放題フレッシャーズを導入したのは2020年5月。きっかけは二つあります。
一つ目は新型コロナウイルス(以下、コロナ)感染拡大の影響です。緊急事態宣言の発出により研修施設での集合研修を実施できなくなったため、急遽ほかの方法を探し始めました。
二つ目は、弊社の新入社員研修のレベルを確かめたいという思いがあったことです。弊社の新入社員研修では現場のスキルや先輩社員の成功例、事例などを伝えてはいました。お客様お一人おひとりに、価値ある提案をするためには、「気づく」「チャレンジ」「やりきる」「誰かのために頑張る」といった要素が重要です。そのため、新入社員が本来ベースとして身に付ける内容や、他社様の研修と比べて弊社の研修の質についても知りたく、外部研修を取り入れることを決めました
福川様:
コンテンツが体系立てて絞られており、コスト的にもプログラムの内容的にも非常に受講しやすかったです。
プログラムの内容が充実しているのも良いのですが、複数のなかから必要なプログラムを選んでいくのは大変な作業です。また、管理も難しくなっていきます。
グロービス学び放題フレッシャーズは全般的に見ても16時間程度。この程度の時間であれば、内定者や新入社員の大きな負担になることもなく、最大限の意欲で臨めるのではと考えました。
また、受講者の進捗率を管理者側が確認できる点も決め手です。新入社員全員の成長意欲を高めるのは困難ですが、社内にしっかりと支援していく体制があれば実現できると考えていました。この点についてもご提案頂けたので決断しました。
福川様:
新入社員に対しては、新入社員研修では、これまで集合研修で実施していたプログラムをZoomで実施したほか、グロービス学び放題フレッシャーズの受講、資格取得の勉強も行いました。グロービス学び放題フレッシャーズは、期間中にすべてのコースを受講できるよう、各自にタイムマネジメントを任せました。また、受講してもらう目的を4つ
受講前にしっかりと伝えました。
福川様:
2020年12月には内定者研修を導入させていただきましたが、内定者研修に導入したきっかけも二つ挙げられます。
一つ目は、新入社員研修では、横のつながりの醸成や、具体的な実務に関する研修を実施したいと考えていたため、事前学習の必要性を感じたというのが一つです。
もう一つは、内定者同士との横のつながり、関係性の構築です。たとえば、新入社員の採用過程で実際に対面する機会が少ないと関係性が弱くなります。内定率、辞退率が高いといわれるなか、内定者の人たちとの横のつながり関係性をしっかりと作っていきながら、4月の時点では即戦力となってもらえるような形にしたいと考えていました。
※1 穴吹グループが全社を挙げ、従業員のアイデアや想いの事業化を目指す社内コンテスト。2年に1度開催されており、2020年は内定者も必須参加となっています。
笹田様:
「グロービス学び放題フレッシャーズ」は夢たまグランプリでの企画やプレゼンテーションを成功させるために必要な内容を学ぶツールとして使っていました。
また、内定者のチームが打ち合わせを行う際は、人事メンバーも積極的に参加し、夢たまグランプリでしっかりと成果が出せるためのサポートを行いました。「自分たちで勝手に勉強してくださいね」という姿勢ではなく、要所要所で関わるようにしていました。
「夢たまグランプリ」というアウトプットに向けて、「グロービス学び放題フレッシャーズ」を活用したところ、強制的にさせるというのではなく主体的に取り組んでくれ、結果として、提示したコースの受講率は100%となりました。
福川様:
まずは学びの場を提供できたというのが一つです。
たくさんのコンテンツがあるサービスを内定者・新入社員に提供しようとすると、「どの講座から受ければ良いのだろうか?」というところから考える必要が出てしまいます。その点「グロービス学び放題フレッシャーズ」はビジネスの基礎知識・ビジネスマナー・ビジネスマインドに絞られており、取り組みやすいように感じました。
また受講状況が管理画面から分かるため、一人ずつの進捗をみながらフォローできた点も良かったと思います。
配属後の現場の声や新入社員とのやり取りから、少なくとも基礎は身に付けているということ、彼らが前向きに現場に行けている状況が見て取れ、その点でも良かったと思います。
グロービス学び放題フレッシャーズを夢たまグランプリでのアウトプットに合わせて学習を促したことで、自分たちが学び、様々なインプレッションを受けて、自身の考えを発表に入れることができるようになりました。惜しくも優勝はできませんでしたが、新規事業開発に必要な視点を盛り込み、レベル感としては申し分ない内容になっていたと思っています。
グロービス学び放題フレッシャーズは受講して終わりではなく、受講することで得られた知識を、内定者自身の発表というアウトプットの場につなげていくことが目的でした。
三宅様:
入社後の研修に取り組む際、「グロービス学び放題フレッシャーズで学んだことが考え方のベースにあるからグループワークの際の共通言語になっているよね」という声がありました。
また、実務の中で「グロービス学び放題フレッシャーズで学んだことがある」と、実際に使うシーンになったときに思い出しているようです。
福川様:
このほかには、「入社前から会社が気にかけてくれて、グロービス学び放題フレッシャーズで学べる機会を作ってくれてありがたいです」「なかなか集まれないなか、学んだことを共有したり発表できる機会を作ってもらえたので社会人になるために必要な勉強ができました」などの声もあります。今後は彼らが研修で学んだことを活かしながら、現場でどのような成果が出てくるのかを見守っていきたいと思っています。
三宅様:
グロービス学び放題フレッシャーズとアウトプットの場をいかに絡ませていくかといった(インプットとアウトプットの場を両方提供する)研修全体の設計が大事だと感じています。
福川様:
急遽研修を在宅で実施するとなり、改めて研修を見直したタイミングで「グロービス学び放題フレッシャーズ」のようなサービスに出会えたことは大きかったです。
「グロービス学び放題フレッシャーズ」のようなeラーニングでは、学びの機会を手に入れやすくなった一方、成長意欲が高い社員が学びを積極的に進めていく中で成長意欲が低い社員はなかなか利用しない傾向がありますので、会社の研修で導入させていただく際には、このサービスを提供して終わりではなく、グループワークやアウトプットの場を作りながら継続的にサポートを実施することで、皆が主体的に「学びたい」と思う気持ちのスイッチを入れてあげることが大切だと感じています。今後もその点を重視しながら、人財育成プログラムを改善していきたいです。
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